国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に選定された沖縄全域における観光型MaaS(沖縄MaaS)実証実験のカスタマーサポートをアディッシュプラスが担当。

アディッシュプラス株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:石川琢磨)は国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に選定された沖縄全域における観光型MaaS(沖縄MaaS)実証実験のカスタマーサポートを担当致します。

■沖縄MaaS全体概要
沖縄MaaSは、沖縄県全域のモノレール、路線バス、オンデマンドバス、船舶等の交通手段と商業/観光施設など交通分野以外との連携、更に他MaaSアプリなど幅広い連携をAPI/データのオープン化により実現する観光型MaaS(以下、沖縄MaaS)を提供します。この取組により沖縄県における交通、観光の課題を解決し、来年度以降の継続稼働や地域住民展開を見据え、有用性の検証を行います。
対象エリア:沖縄全域

■沖縄MaaS提供背景と課題解決の対応策
沖縄県では全国と比較して公共交通分担率が低く、その向上が必要になっており、その原因となっている観光に関する交通課題に対し、沖縄MaaSで解決を目指します。例えば、バスの輸送人員が大幅に減少しており、地域の足としてのバス網の維持が困難になっている課題に対しては、モノレールやカーシェア連携などによるバスの利便性向上を目指します。また2次交通の多くは現金利用が殆どあり、行先や系統が分かりづらいなどの課題には、シームレスな情報提供や事前キャッシュレス決済によるチケットの販売を行う対応をしていきます。

■アディッシュプラスの役割
連携乗車券の電子チケットを購入時、ルート検索時などサービス毎、および連携サービス全体に関するお問合せ窓口を一括で請け負い、且つナレッジ管理をおこないます。これにより、利用者の利便性向上や今後のサービス展開における改善点の管理が可能になり、沖縄本島、離島の様々な交通手段と交通以外のサービス連携、他のプラットフォームとの連携による沖縄全域でのMaaSの実現に貢献します。

■アディッシュプラスにおけるカスタマーサポートの特長
アディッシュプラスは電話、メール、チャット、SNS等の各種カスタマーサポートおよびBPOサービスを展開、MaaS向けサポートをいち早くメニュー化し、ナレッジの蓄積を進めています。MaaS向けサポートサービスは発展途上であり、モビリティの種類、地域によってニーズが大きく異なるため、迅速にカスタマイズをおこない、仮説検証を重ねていくことが重要です。アディッシュプラスではシェアリングエコノミーサービス、経路検索サービスなどで培ったサポートノウハウとあわせて、MaaS関連事業者様の負担軽減、及びサービスの価値向上をサポートします。

■今後の展望
各地で実施されているMaaSサービス、及び実証実験に参画するとともに、24時間サポート、多言語サービス、及びMaaSにおけるBPOサービスメニューの拡充をはかってまいります。